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ピアノカバーは必要?

結論から言うと

グランドピアノやアップライトピアノのフルカバーは無い方がいいです。
 
今は、グランドピアノでレッスンされている先生方が多いと思いますが、、、
私が初めてグランドピアノを買った時は、大切なものだから…。
当然のように楽器店でカバーを付けてくださったから。
どこに行っても、普通にあの黒く中が赤いフェルトのようなカバーを掛けている風景を見ていたから。
何の疑いも無く、写真のカバーをかけていました。
 
ずっと調律師さんも何も言わないのでそのまま…。
ある時、調律師さんが代わり
ちょうどカバーも古くなって来たので、その方に聞いてみると
カバーは無い方が本当はいいんですよ。
と教えてくださいました。
ゲッ!!
びっくりーーー ( ̄△ ̄)!でした。
考えてみたら、そうですよね!
ピアノは湿気を嫌います。
ピアノの大敵は温度・湿度の変化です。
そればかりか、カバーを掛けているとピアノ内にカビや錆び、害虫の発生もあり得るのだそうです。
カバー自体も湿気てきます。
 
大切だから…と、しっかりカバーで囲んでしまうのは逆効果!
 
今は、レースのカバーに替えてレッスンしています♪
カバーは、ピアノ用ではなくテーブルクロス用です。
いろいろピアノカバーの、レースを探したのですが、気に入ったものが見つからず
それなら別に普通に長方形のレースでいいんじゃないか?と、いうことで落ち着きました( ˘͈ ᵕ ˘͈  )
ただ、レースは隙間から埃が入ってしまいます。時々拭いてあげないといけません。
大事なピアノですから仕方ないですよね!
どうしても、フルカバーを使いたい場合は
時々蓋を開けて空気を入れて乾燥させたあげるといいそうです。
できればカバー自体も天気のいい日に風通しの良いところに干して湿気を取るといいようです。
 
大切なピアノ、気をつけたいですよね♪